いろんな新しいことに挑戦したい
人生に何か新しいきっかけを欲しい
今の生活を変えたいんだ
タイトルが少し衝撃的ですが、元同僚に「お前の人生は終わってる」と言われたエピソードをご紹介していきます。
僕としても、このエピソードはいい思い出ではないのでぶっちゃけ話しづらいものです。
でも、今回ご紹介するエピソードは、挑戦する人を勇気づけられるエピソードだと思って書いてみました。
当時の僕からすると、すごくつらい言葉でした。同じような気持ちを感じる方もいらっしゃるんじゃないかなと思ってます。
しかし、この時学んだことのおかげで大きく人生が変わりました。何かのきっかけになれば嬉しいです。
人生が上手くいってない時ほど、周りの目線が気になっていた
ちょうど僕らが、会社を辞めて半年ぐらい経った時のこと。
2018年に夫婦そろって、会社を辞めてオーストラリアワーホリをしていた時に一度だけ日本に一時帰国をした時がありました。
ありがたいことに友達が「いちろー&ありさ一時帰国飲み会」を開いてくれた時のことです。
みんなで楽しく飲んでいたら、問題のセリフが出てきました(笑)
プライドを失ったワーホリ時代
問題のセリフの前に、当時の僕らの状況を簡単に説明させてください。
簡単にいうと、なかなかにしんどい状況でした。(笑)
それこそ、せっかくの飲み会代を出すのもしんどいくらい。
今でこそ、夫婦フリーランスとして仕事が軌道に乗り、法人化もしています。お金もしっかり稼いで、働く場所も時間も全部選べるので、好きなときに好きな場所で暮らせています。
しかし、当時の僕たちはまだ何も上手くいってなかったです。
日本を飛び出して、海外に行ってみたものの、フリーランスなんてかけらにもなれてなかった。
全く知識がなく、何から始めればいいかわからなかったので、とりあえずYouTubeやってたって感じです。(笑)
YouTube登録者数もやっと1,000人いったくらいの頃。YouTube登録者1,000人の収益なんて、1ヶ月頑張り続けても10,000円〜20,000円ほど。
当然、夫婦二人が20,000円で暮らせるわけないので、オーストラリアでアルバイトをしていました。
アルバイトは、ブルーベリーを積む仕事とカフェの皿洗い。
1日8時間ブルーベリーを収穫し続ける完全歩合制の仕事(笑)
皿洗いに関しては、お皿を洗うか生ゴミを捨てるのが専門の仕事です。
海外でカフェの仕事っていうと、おしゃれなオープンテラスのカフェでウエイターとして英語で話しているシーンを想像しますよね?
そのようなおしゃれな瞬間は一切ありません。
僕の仕事は、バックヤードでかっこいいウエイターが下げた汚いお皿を永遠に洗うだけでした。
要するに、日本に一時帰国したときは、プライドなんて微塵もないズタズタボロボロの状態だったんです。
人生ズタボロな状態での旧友との飲み会
人生ズタボロな状態で、日本に帰って昔の友達との飲み会にいったら、当然聞かれました。
「今、何してるの?」
普通に考えると、気になりますよね。僕は何も隠さずに答えました。
「ブルーベリーの仕事や、皿洗いの仕事しながらYouTubeやってるよー」
「頑張ってるね!すごい行動力だね!」と言ってくれる友達もいたんですが、笑ってくる友達もいました。
- せっかく大学もでて、新卒で会社に入ったのにもったいない
- 東京でスーツ着てバリバリ不動産営業やってたのにどうしちゃったの…?
- あいつYouTuber(笑)目指してるんだってw
もしかしたら友人は、こんな気持ちだったのかもしれません。
今でこそ、YouTuberは仕事としての認知が広まっていますが、2019年のころは全然そんなことなかったですから。
芸能人なんて誰も始めていなかったですし、仕事としての一般的な理解はなかった頃でした。
同僚に「お前の人生終わってるな」と言われた時
今は、自分の選んだ道と積み上げた努力に自信を持っていますが、当時の僕は自分を支えることも難しかったです。
会社を辞めてから収入も減って、ブルーベリーと皿洗いでしか生活費を稼げなかったので。
YouTubeですごく人気者になれたわけでもありませんでした。
人生をよくするために海外に飛び出して挑戦をしているはずなのに、何も変わっていないどころか、少し後退しているような気持ちで昔の友達と会うのはメンタル的にもきつかったです。
会うだけでもきつかったのに、心に突き刺さったのが例のセリフでした。
お前、その年齢でそんな仕事してるとか、人生終わってるだろ。
本当にきつかったです。
自分たちの決断と努力を全て否定されたような気持ちになりました。
しかも、よりによってこのセリフを言ってきたのは、営業時代にライバルだった同期。
彼は、新卒の時に僕よりも営業成績をあげて、新人賞を受賞していました。
要するに、僕は自分が負けた相手に「人生終わってる」と言われたのです。
飲み会は楽しい雰囲気でしたし、彼も冗談半分で言っていたので、その場では笑って過ごしました。
飲んだ勢いで悪気なく冗談で、盛り上がっちゃったような感じです。
その場にいた誰も気にしていなかったし、言った彼自身も気にしていませんでした。おそらく今でも覚えていないでしょう。
しかし、僕の心には深く深く突き刺さっていました。
飛行機の中で、溢れそうになった悔し涙
飲み会では、場の空気を壊さないように明るく振る舞いました。
昔の友達が集まっていてくれて嬉しかったこともあり、彼の言葉は心の奥底にしまいました。
しかし、飲み会から日が経つに連れて、虚しさや悔しさがじわじわと胸に登ってきました。
一番しんどかったのは、オーストラリアへ戻る飛行機の中。
日本への帰国は一時的だったので、事件が起きた飲み会の数日後、僕たちはオーストラリアへ戻るための飛行機に乗っていました。
「彼に終わってると言われた仕事をするためにこの飛行機に乗るのか。」と思うと、全てが嫌になりました。
会社を辞めて日本を出発した時の飛行機は、あんなに希望に満ちていたのに、一時帰国からオーストラリアへ戻るときは悔しくて、涙が出そうになるなんて思ってもいなかったです。
でも、当時の僕たちには受け入れるしかない現実でした。
生活費を稼ぐ手段は、ブルーベリー収穫しかないし、人生を変えるためには、今取り組んでいるYouTuberに本気になるしかなかったんです。
溢れ出そうな涙をグッと堪えて、悔しさをバネにして、ありさと二人で頑張ることを決意しました。
悔しさをバネにした方法
結果的に、同僚に言われたセリフが僕たちの活動の起爆剤になります。
僕たちは、オーストラリアに戻ってから、6ヶ月先までの計画表を作りました。
画用紙を何十枚も引っ張りだして、とにかく書き殴りました。
- SNSをどう伸ばすか
- ブログを何記事書くとか
- YouTubeの戦略は、どんな動画をどういうペースで配信するのか
膨大な作業量だったので、9時間のフライト+空港から家まで300kmの移動をした直後にするにはあまりにも大変でした。
でも、大変だろうがなんだろうが帰国したその日中にやりたかったんです。
飛行機で感じた悔しさをバネにして、絶対に未来を変えてやりたかった。
彼に「終わってる」と言われた仕事をせずとも暮らしていけるように。
そして、会社員時代よりも数倍成功して見返すことができるように。
設定した目標すべてに期限と数字を決めました。
- 目標を達成するのは何月何日か?
- コンテンツを何本あげるのか
- フォロワー数や登録者の人数
全てを可視化して、あとはやるだけという状態を作りました。
しかも、たった1日で。帰国したその日のうちに夫婦MTGを始めて、計画が完成した時には深夜。
眠い中で、疲れ果てながら「絶対に成功しようね」と二人で決意したのは今でも覚えています。
大切なのは、悔しいという思いのままに行動すること。
誰もが悔しい瞬間は訪れます。でも、多くの人は悔しいと感じた気持ちに蓋をします。
そんなネガティブな感情と向き合いたくないから、隠してしまうんです。悔しさをなかったことにしてしまいます。
心は傷つかないかもしれないけれど、何も前に進めません。
このブログを読んでるあなたに伝えたいのは、悔しさに蓋をしないで欲しいということ。
受け入れて、向き合って、バネにして原動力にしてください。
挑戦をしている何よりの証拠です。落ち込む必要なんてなくて、むしろ悔しさを誇りましょう。
元同僚に笑われた選択は正解だった
悔しさをバネに動きだしましたが、すぐに結果が出たわけではありません。むしろ、まだまだうまくいかない期間が続きました。
そんなに甘い世界ではないですから。
でも、一つのスイッチになったのは確かです。
今、思い返せば、あの時「人生終わってるな」と言われたことに感謝をしています。
なぜなら、人生のしんどい時に踏ん張ることができたから。
悔しさを原動力に、絶対に人生を変える決意を固められました。
そして、諦めませんでした。
結果的には、元同僚に笑われた選択は正解だったと言えます。
笑われる選択をしよう
ここまで読んでくれたあなたは、きっとこれから何かに挑戦をしようと思っている方のはず。
そこで、今からお伝えすることだけは、ぜひ覚えておいてください。
周りに笑われる選択には価値があります。
世の中の成功者は成功する前に周りから笑われているはずなんです。
僕らがそうだったように。
冷静に想像してみてください。あなたの隣にいる人が、「大学を卒業して、会社員になる!」と言ったら笑いますか?
きっと笑わないはず。「ふ〜ん」としか思わないですよね。
同じような人が周りに何千といるから、驚きもしないはずです。
周りと同じ選択をしている限りあなたの人生は笑われません。でも、その代わり周りの人と同じ人生になります。
なぜかというと、周りの人と同じ選択をしているのだから。
反対に、周りの人と違う選択をすれば笑われます。
半年前まで、ビシッとしたスーツを着て東京で不動産の営業してた人間が、オーストラリアの山奥でブルーベリー収穫して生活してるんですよ。
ちょっとおもしろくないですか?(笑)
自分のことですが、ちょっとおもしろいなと思ってしまいます。(笑)
でも、笑われるような選択をしたから、人と違う人生を歩んでいるんです。
実際に何かに突き抜けた成果を出す人は、常に笑われる選択をしています。
ソフトバンクの孫正義さんは、ガラケーしか使われていなかった時代に、何億という予算を注ぎ込んで、iPhoneを販売するために動きました。
僕たちは、元同僚に笑われたことで、踏ん張ることができました。
人生を変えることができました。
この記事を読んだあなたに改めてお伝えしたいです。
笑われる選択には価値があります。
後ろ指を刺されるのは、あなたが前を歩いている証拠です。
自分の決断に誇りを持って、一歩ずつ進んでいきましょう!
コメント
コメント一覧 (3件)
嫌な事を我慢して仕事を続けている程人生長くない。そう思って、何かしたいけど、まだ見つかっていません。見つけるために行動したいです。
私は昨年末まで建設会社で長時間労働をして体調崩してしまい、転職活動しながら生活しています。昨晩鼻で笑いながら兄に同じことを言われてとても悔しかったです。
この記事を見つけてとても励みになりました。兄を見返せるくらい幸せになれるよう努めます!
新しいことにチャレンジする時、人と違うことをしようとした時、必ず反対のことを言ってくる人がいます。でもそれはただのマウントか、その人の価値観の中での心配してくれる気持ちと思っています。自分の人生は自分でしか変えられない。だから、今行動し続けていこうとこの記事を見て改めて思いました!同じ思いを感じている仲間がいると知れること、これ以上の後ろ盾はないと思っています。はだし夫婦さん私に出会ってくれてありがとうございますいつか必ず会いに行きます✨