こんにちは、はだし夫婦です。
今回の記事は、フリーランスとして独立するまでの失敗談を赤裸々にお話していきます。
夫婦で会社を辞めて3年。フリーランスとして独立するまでの失敗談は、ズバリ「人生の選択肢を知らなかった…」こと。
今回の失敗談はこれから副業をはじめたい方にも同じようなことが言えます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
具体的なエピソードを交えて、お話します。
フリーランスとして独立するまでの経緯
僕たちのフリーランスになるまでの経緯をまず説明しますね。
会社を辞める前から副業でブログやInstagram、Twitterを開始。夫婦で会社を辞め、オーストラリアにワーキングホリデー制度で行き、1年半ほど暮らしていました。
オーストラリアの生活をYouTubeで発信するいわゆる、海外系YouTuberとしてチャレンジ。
しかし、YouTubeはなかなかうまくいかず、収益化条件である登録者1,000人までとても苦労しました。
たとえ登録者1,000人を達成しても、YouTubeだけでは暮らせません。
過酷なオーストラリアの旅をしながらも、YouTubeの動画を作成するのに、何時間もかけて撮影・編集しました。
継続したことで、登録者2万人になり、収入が20万円程度稼げましたが、この頃には世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で日本に緊急帰国。
オーストラリアに滞在した期間は、フリーランスで稼ぐというより、ワーホリのアルバイトで生活費を捻出していました。
僕たちの過去のnoteやYouTubeを見てもらえたらわかります。
オーストラリアで1番長くした仕事は、ファームジョブ(ビザが延長できる制度もあったため)でフリーランスとは全く関係のないお仕事。ブルーベリーの収穫数でお給料を貰う、完全成果報酬型の仕事をやっていました。(笑)
副業ベースでSNS発信を継続して、ようやくYouTubeで結果が出てきて、いろんな方に見てもらえるようになり、昔の知り合いから、
「うちの会社でYouTubeを活用したから動画編集をお願いできる?」
「新店舗でInstagramを活用したいから、アドバイスない?」
など連絡をいただけるようになりました。
僕たちは顔出しでYouTube発信をしていたため、動画をきっかけに興味を持ってくださった方から、ご相談をいただけるようになりました。
SNSやYouTubeの動画編集力は需要があることに気づき、動画編集の仕事を受け始めたことがきっかけです。
依頼を受けていくうちに、どんどん仕事が大きくなり、今では企業さんから、年間でマーケティング支援に入るなどのお仕事をいただけるようになりました。
そして2021年10月には法人化もして、夫婦でWebマーケティングの会社を経営しています。
ここまでが僕たちがフリーランスになるまでの経緯です。
実はここまで説明した中に、大きな失敗があったんです。
フリーランスとしての選択肢を知らなすぎた。
タイトルに書いた「何に対して無知だったのか」、詳しくお話していきますね。
僕たちはYouTubeやブログに時間をかけ取り組んできました。
しかし、「フリーランスになるため」もしくは「フリーランスとして生活をするため」のパターンを全く知らなかったのです。
僕たちの頭の中では、「個人で稼ぐ=インフルエンサー」 と認識してしまっていました。
YouTubeで人気者になり、広告収益がたくさん入る状態こそが独立した状態だと。個人で稼げる状態だと思い込んでいました。
間違いではないですが、フリーランスになるにはインフルエンサーしかないと思っていたことが、とてももったいなかった…
ひたすら再生数を上げることしか考えていませんでした。もちろん、だからこそ以下のような身に付いた知識もあります。
- YouTubeのクリック率を上げるために必要なデザイン
- YouTubeの技術を転用してInstagramならこういう動画が伸びる といったテクニック など
知識とスキルがついたからこそ、以前アップしたリールが500万再生されたり、フォロワーを月2万人も伸ばすことができるようになりました。
ただすごく、遠回りだったのもまた事実です。
フリーランスの選択肢は幅広い
実際、何が遠回りだったのでしょうか。
フリーランスで独立し安定した生活をおくる方法は、インフルエンサーだけではありません。
「SNS発信大事だよ!」とみんながいうので、SNS発信しないとフリーランスになれないと昔の僕たちは思い込んでいました。
結論、会社に勤めているか、勤めていないかの違いだけ。
会社も誰かのお困り事や面倒なことを代行するからお金になりますよね。
僕は以前不動産の営業でしたので、不動産屋で例えます。
1棟100部屋あるマンションを大家さんが所有してるとします。大家さんが100部屋すべての家賃を回収することはとても大変ですよね。
そのため不動産管理会社が間に入り、大家さんの代わりに家賃を回収したり、トラブルに対応するなど、大家さんの代わりに対応します。
「代行するので、手数料くださいね。」というのが不動産管理会社のお仕事です。
大家さんの面倒なことを不動産屋さんが代行してお金を貰う。
これと同じように誰かに依頼されたお仕事をこなせばお金は稼げます。
仕事を会社でやるか、フリーランスでやるか、個人でやるかだけの規模の話なので必ずしもインフルエンサーになる必要はないです。
僕たちの失敗談の無知さとは、フリーランスとして生きるための選択肢と成功例をしらなかったこと。
これを知っていたら、遠回りせずに済んだはずです。
WEBライターとして企業さんから文字を書く仕事をもらうことで生活する方もいますし、動画編集だけで生活をしてる方もいます。
自分でECサイトを運営する方もいますね。
フリーランスにはいろんな働き方があります。
必ずしもインフルエンサーだけではありませんでした。なぜ知らなかったんだろう…
原因は、他でもない情報収集を怠ったこと。
YouTubeになるための情報収集をめちゃめちゃしました。「サムネイルはクリック率を上げよう」や「動画編集はリズムが大事だ」など。
しかし僕たちは、YouTuberになりたかった訳ではない。
フリーランスとして生活を安定させるための情報収集を怠ったことが1番の反省点です。
副業やフリーランスを新たに始める方へのアドバイス
僕らのInstagramで副業やフリーランスの質問を多くいただきます。
実体験からフリーランスになるためにアドバイスは
「フリーランスとして、具体的にどんな選択肢があるのか情報収集をし、その上で自分の好きな選択をしてください。」です。
僕たちで例えるなら、WEBライターや動画編集の選択肢もあり、いろんなパターンを知ったうえで「YouTuberを目指そう」と意思決定した場合とYouTubeだけを選んだ場合ではリスクが全く異なります。
選択肢がある場合、YouTubeで失敗しても、別のことで稼げばいいという気持ちの余裕も持てます。
逆にYouTubeで伸びた知見を生かして、動画編集の仕事受ける前提でYouTubeの動画を作り込むなどもできますね。
他にも、動画編集の依頼が来るように動画編集の技術を見せることで、動画編集の依頼を取るためのポートフォリオとしてYouTubeチャンネルを運営するなどいろいろと工夫ができます。
最初の一歩として、いろんな選択肢があることを知ってほしいです。
能力的にできないことも、もちろんあります。
でも実は、「能力的にできないではなく、知らないからできないだけ」なことは世の中たくさんあります。
知ったらできるのに、知らないからできないのは勿体無いですよね。
成功できる機会を失わないように情報収集しましょう。
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