インスタグラムの別ユーザーが作成した投稿を、自分のアカウントでシェアできる「リポスト」。

自分のフォロワーさんによい情報をシェアするためにも、リポストの手順を知っておきたいですよね!
一方で、別ユーザーの投稿を自分のアカウントで紹介することになるため、以下のような懸念の声も。
「勝手に投稿をリポストしちゃってクレームにならない?」
「リポストのマナーや注意点がわからなくて不安…。」
そこで今回は、インスタグラム総フォロワー数200万人超えの僕たちはだし夫婦が、リポストの方法とマナー・注意点をわかりやすく解説します!
さらに、リポストできない原因も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
わかること
この記事を書いた人

この記事を書いている僕は、会社員時代から10個以上の副業に挑戦。フリーランスとして独立して法人化までたどり着いた今も10個以上の収入源を持っています。
インスタグラムの「リポスト」とは?

リポストとは、紹介したい別ユーザーの投稿を、自分のアカウントで引用・シェアすること。
共感した内容や参考になる別ユーザーの投稿を見つけた際にリポストすると、自分のフォロワーに共有できます。

自分の価値観や興味をフォロワーさんに示すきっかけにもなりますよ!
自分の投稿をリポストしてもらえたときには、フォロワー以外にも投稿を見てもらえるため、フォロワー数が増える可能性も。
一方、インスタグラムのリポストは、手順が複数あったりマナーがあったりなど、注意すべきポイントも多いです。

FacebookやX(旧Twitter)のように「気になったらすぐシェア・リツイート!」という感覚だと、マナー違反になりますよ!

当記事内で、リポストの手順や知っておきたいマナーを紹介するので、ぜひ読み進めてみてくださいね!
リポストの手順を先に知りたい方は、こちらをタップ。
リポストのマナー・注意点を先に知りたい方は、こちらをタップ。
インスタグラムでリポストするメリット

インスタグラムのリポストを活用すると、どんなメリットが得られるのか気になりますよね。

本章では、3つのメリットを解説します。
それぞれ詳細を見てみましょう。
①投稿を作成するコストや手間が省ける
リポストを活用するメリットの1つ目は、投稿を作成するコストや手間を省けること。
というのも、本来フォロワーさんに情報を共有するためには、自分で一から内容を考え、画像や動画の素材を集めて編集して投稿しなければなりません。

インスタグラムを運用するうえで、投稿の作成は大変な作業…。
しかし、リポスト機能を使えば、すでに完成している別ユーザーの投稿を共有するだけで、フォロワーさんに情報を届けられます。

投稿作成のコストや時間を短縮できるので、クオリティの高いコンテンツを継続的に発信しやすくなりますよ!
②宣伝につながる
自社の商品やサービスを持っている方は、利用者の投稿をリポストすると宣伝効果を得られます。

商品やサービスを使ってくださった方のリアルな口コミ投稿は、販売者の発信よりも信頼性が高く、共感を生みやすいですからね!
株式会社ネオマーケティングの調査では「SNSで商品を購入した際に、商品購入の決め手になった理由」に関して、以下の結果が示されています。
1位 商品の紹介動画
2位 友人やフォローしている一般の方の口コミ投稿
〈引用元〉株式会社ネオマーケティングの調査結果

リポストを活用すると、マーケティングの観点でも大きなメリットを得られますよ!
③親近感を与えやすい
リポストを利用した商品・サービスの紹介は、投稿を見たユーザーに親近感を与えやすいのもメリット。
というのも、企業アカウントの投稿は、商品情報や告知が多いことから「ビジネス感」が出やすく、ユーザーとの心的距離が離れやすい傾向にあります。

広告感が強い投稿は、ユーザーの不信感につながりがち…。
一方、リポストを活用した商品の紹介は「一般人がおすすめする商品」となるため、ビジネス感が一気に薄まり、親近感を与えやすいです。

「ウィンザー効果」の観点からも、リポストの活用は信頼性アップが期待できますよ!

リポストを活用するメリットはご理解いただけたと思いますので、次の章ではリポストの手順を紹介しますね!
インスタグラム公式アプリでリポスト(投稿をシェア)する方法

ここでは、インスタグラムの公式アプリでリポストする方法を、3つ解説します。

それでは、1つずつ確認していきましょう!
ストーリーズでリポストする手順
ストーリーズでリポストする手順は、以下のとおりです。
①リポストしたい投稿の「紙ヒコーキ型のアイコン」をタップ。

②画面に表示される「ストーリーズに投稿を追加」を選択。
タップ後に、ストーリーズの編集画面に移動します。

③ストーリーズ右下の「→」をタップ。

ストーリーズは、右上のアイコンから文字の入力や落書きができますが、画像を勝手に編集するのはNGです。

どうしても編集をしたいときは、投稿者に理由や意向を説明したうえで許可を得ましょう。
④「シェア」をタップして「完了」を押す。


これで、ストーリーズへのリポストが完了です。4ステップとわかりやすいですね!
フィード投稿としてリポストする手順
フィード投稿をリポストする手順は、以下のとおりです。
①リポストしたストーリーズの画面を開いて、右下の「…」その他をタップ。

②「投稿としてシェア」を選び、投稿を編集できる画面に移動する。

③色フィルターは「Normal」のまま「次へ」をタップ

写真の切り取りや色フィルターで編集することができますが、元の画像に手を加えないようにしましょう。
④投稿のキャプション(本文)を入力。

キャプション欄には、以下の4つを入力するのがおすすめです。
- 自分のコメント
- 引用元の情報
- リポストの明記
- 感謝の言葉
⑤引用元アカウントをタグ付け → 「シェア」をタップしてリポスト完了!

リポスト元のアカウントを多くの人に知ってほしいときは、アカウント名を自分の投稿にタグ付けしましょう。
タグ付けすることで、リポスト投稿を見た人が投稿元のアカウントへかんたんに移動できます。

興味を持ってくれた人が、タグ付けしたアカウントをフォローしてくれる可能性も高まります!
これで「フィード投稿」へのリポストが完了しました!
上記の手順を踏む場合は、「ストーリーズ」と「フィード」で同じ投稿を共有している状態です。
ストーリーズは24時間後に自動削除されますが、シェアの重複が気になるときには、手動で削除しましょう。
①投稿したストーリーズを開く
②右下の「…」その他をタップ
③「ストーリーズを削除」を選択
ここで1つ補足を…

2025年8月以降は、ストーリーズに上げることなくフィード投稿にリポストできる機能が追加されたので、次項で紹介しますね!
再投稿機能でリポストする手順
インスタグラムは日本時間の2025年8月7日に、ワンタッチでリポストができる「再投稿機能」をリリースしました。

手順は、以下の画像のようにリポストしたい投稿の専用アイコンをタップするだけ!

上記の方法でリポストした投稿は、プロフィール画面の「再投稿機能」の専用アイコンをタップすると確認できます。


簡単にリポストできてしまうので、許可取りを忘れないようにしましょうね!
知っておきたい!リポストする際の6つのマナー・注意点

インスタグラムで投稿をリポストする際は、「する側・される側」の両方が不快な思いをしないために、マナーを守って正しく利用しましょう。

ここでは、リポストのマナーや注意点を以下6つ紹介しますね!

お互いが安心してアカウント運用できるように、マナー・注意点をしっかり把握していきましょう!
①リポストする前に投稿元のユーザーに許可を得る
リポストする際は、トラブルを避けるために投稿元のユーザーに事前許可を得ましょう!
無許可でリポストするのは、マナー違反です。
無許可でリポストすると、投稿元のユーザーからインスタグラムの運営に訴えられて、最悪の場合アカウントが停止する可能性も。

無断でリポストするのは絶対にNG…。

事前に投稿者へDMやコメントを送って、許可を得てくださいね!
②リポストを知らせるためにメンションをする
インスタグラムで投稿元のアカウントをメンションすると、「リポストされた」という通知が相手に届く仕組みになっています。
リポストさせてもらった旨を知らせる意味でも、メンションをつけましょう!
- キャプション欄を選択
- 「@+投稿元のユーザー名」を入力

たとえば、キャプション欄に「@hadashifufu」と入力するとメンションされて、僕たちのアカウントに通知が届く仕組みです!

リポストされた投稿をすぐに確認できるため、投稿元のユーザーにも安心してもらえますよ!
③「リポスト投稿だ」とハッキリ表記する
別ユーザーの投稿をリポストする際は、「リポスト投稿であること」を明記しましょう。
リポストの明記方法の例は、以下のとおり。
- 投稿に「#repost」のメンションを付ける
- キャプションに「リポスト投稿である」ことを記載する
許可を得ているか否かが不透明な状態では、投稿主やフォロワーから「無断転載」だと思われ、信頼を一気に失いかねません。

「そんなつもりなかったのに…」と後悔しないよう、リポストさせてもらう際は、しっかりと明記してくださいね!
④元の投稿文や画像は勝手に編集しない
リポストする際は、投稿元のユーザーの許可なく、投稿文や画像を勝手に編集してはいけません。
投稿主がしたコメントや画像を勝手に変えるのはNG。無断で編集して投稿すると、著作権の侵害とみなされる可能性も。

画像はそのまま使用し、投稿文もキャプション欄にそのまま残しましょう。

万が一編集する場合は、変更後の内容や意図を説明できるように準備したうえで、前もって投稿元に相談してください!
⑤投稿後にはお礼を伝える
リポストした後には、投稿の報告とお礼を伝えるのが礼儀です。

以下の例のように、感謝の言葉を添えたメッセージを送りましょう!
- 貴重な投稿をリポストさせていただき、誠にありがとうございます。
- フォロワーさんによい情報を届けられました!ステキな写真も共有できて、とても嬉しく思っています!
リポスト後に感謝のメッセージを送ることで、信頼関係を深めるきっかけにもなります。

「人が一生懸命作成した投稿を使わせてもらう」という意識を忘れず、自分の言葉で感謝を伝えましょう!
⑥商用でリポストする際は詳細を伝えたうえで許可を取る
ほかのユーザの投稿を商用目的でリポストする際は、詳細を伝えたうえで別途許可を取りましょう。
商用にあたるリポストの例は、以下のとおり。
- ショッピング機能をつけた商品紹介を目的としたケース
- キャンペーンの告知を目的としたケース
商用目的でリポストする際は、万が一に備えて同意書を準備しておくと安心です。
同意書の記載内容の例は、以下のとおり。
- 投稿の利用範囲
- 肖像権・著作権への同意
- 加工・編集の可否
- 利用料の有無

そのほか、気になる点がないかを双方で確認したうえで同意書を作成するとより安心です!

必ずしも同意書が必要なわけではありませんが、関係性や使用目的などに応じて準備するかどうか判断してください!
リポストができない!6つの原因

「あのステキな投稿を紹介したい!」と思っても、リポストを実行できないことも。

本章では、リポストできない場合に考えられる、以下6つの原因について詳しく解説します。
それぞれ詳細を見てみましょう。
①相手のアカウントが非公開設定になっている
リポストできない大きな理由として、相手のアカウントが非公開設定になっているケースが考えられます。
インスタグラムは、非公開アカウントの投稿をリポストできない仕組みになっています。

そもそも、フォロワーさん以外に投稿を見られたくないから非公開設定にしているので、無断で第三者に公開されるのを阻止する目的が考えられますね!

リポストできない場合は、投稿元が非公開設定になっていか確認しましょう!
②「ストーリーズへのシェア」が許可されていない
インスタグラムの「ストーリーズへのリポスト機能」は、投稿者側の設定によって制限されることがあります。
投稿者が「ストーリーズへのシェアを許可する」の設定をオフにしている場合は、リポストできません。

無断で情報を拡散されるのを避けたかったり、プライバシーを保護したかったりなどの理由で、この機能を制限しているケースも考えられます。

投稿者の意思でその設定にしているため、気持ちを尊重しましょう。
③ハッシュタグが30個以上ついている
インスタグラムの投稿には「ハッシュタグは最大30個まで」という上限が設けられています。
指定の上限を超えてしまうとシステムエラーが発生し、リポスト機能が正しく動作しないケースも。

ハッシュタグが30個を超えると、キャプションが消えてしまうこともあるんですよ!

リポストできない場合は、投稿元のハッシュタグが多すぎないかチェックしてみてください!
④著作権保護の対象コンテンツが使われている
投稿に著作権保護の対象コンテンツが使用されている場合、インスタグラム側からリポストを制限されるケースがあります。
著作権保護の対象になるコンテンツの例は、以下のとおり。
- 画像・写真
- 動画
- 音楽・音声
- 文章
- 創作物・ロゴ

リールやフィード投稿を見ていて、再投稿機能のアイコンが表示されていない場合は、著作権保護の対象になっている可能性が考えられます!
➄アプリを最新バージョンにアップデートしていない
インスタグラムのアプリを最新バージョンに更新していないのも、リポストできない原因として挙げられます。

古いバージョンのままだと、最新の機能が表示されなかったり、動作が不安定になったりすることも。

不具合を感じたら「App Store」や「Google Play」などで、インスタアプリの最新バージョンが更新されていないか確認してみてください!
⑥アプリに不具合が生じている
インスタグラムの公式アプリ自体に不具合が生じていて、リポストできないケースも考えられます。

公式アプリの不具合を疑う前に、以下の点を確かめてみてください!
- シェアが許可されている
- アカウントが公開設定になっている
- ハッシュタグが30個以内に収まっている
- 著作権保護の対象コンテンツが使われていない
- インスタグラムのアプリを最新バージョンにアップデートしている
この場合、自分では対処できないため、不具合が改善されるのを待つしかないでしょう。

時間を置いたり再ログインをしたりすると、不具合が解消されるときもありますよ!
インスタグラムのリポストに関するよくある質問

ここでは、インスタグラムのリポストに関するよくある質問を紹介します。
それぞれ詳細を見てみましょう。
投稿がリポストされたときはお礼を伝えたほうがいい?
結論、リポストされた側は、一概にお礼すべきとはいえません。

無許可で営利目的にリポストされている可能性もありますからね…。
- リポストされてうれしかった!
- メンションを知らせてくれたうえで褒めてもらえた!

上記のように好感を持った際は、リポストしてくれたことにたいして感謝を伝えましょう。
以下の記事では、インスタグラムで投稿をリポストされたときの対応方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください▼

非公開アカウントからリポストできる?
インスタグラムの公式アプリ上の機能を使って、非公開アカウントの投稿をリポストすることはできません。

そもそも、非公開設定は「承認したフォロワーだけに投稿を見せる」仕組みであり、第三者による拡散を防ぐ目的がありますからね!
投稿元からリポストの許可を得られた場合は、スクリーンショットやキャプションのコピペなどの方法で、自分のフィードに投稿することはできます。

上記の方法でリポストする際は、メンションの方法について事前に相談し、投稿内容に誤りがないか確認することを忘れないようにしましょう。
リポストすると投稿主に通知される?
インスタグラムの仕組み上、投稿主にリポストが自動的に通知されることはありません。

通知されないからといって、無許可でリポストするのは絶対にNGですよ!
リポストする際は、投稿元にリポストの了承を得てメンションをつけましょう。

リポストするときにメンションをつけると、投稿主にちゃんと通知が届きますよ!
リポストのメンションについて読み返したい方は、こちらをタップしてみてください。
まとめ|インスタグラムでリポストをするときはマナーを守ろう!

本記事では、インスタグラムでリポストする方法やマナー・注意点を解説しました。

最後に、重要な部分をおさらいしておきましょう。
インスタグラムの公式アプリでリポスト(投稿をシェア)する方法を、以下3つ紹介しました。

手順に沿って進めれば、かんたんにリポストできます!

2025年8月に追加された新機能「再投稿機能」は、とくにかんたんですね!
インスタグラムで、別ユーザーの投稿をリポストする際のマナー・注意点も、以下6つ解説しました。
リポストは多くのユーザーと交流できたり、フォロワーの増加にもつなげられたりする一方、著作権の侵害に当たる可能性もあるので、マナー・注意点を把握したうえでおこないましょう。

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