YouTubeをこれから始める人、すでに始めているけどカメラ機材等をグレードアップしたい人向けの記事です。
- YouTubeをこれから頑張りたいけど、何を準備すればいいの?
- カメラ機材をアップグレードしたいけど、どれを変えばいいのか悩む…
登録者4万人の現役YouTuberであるはだし夫婦いちろーが、実際に買ってよかった商品といらなかった商品を紹介していきます。
この記事を書いた人
この記事を書いている僕は、YouTube含むSNS発信歴は4年目です。自分自身のチャンネル以外にも複数アカウントを運営し収益化。フリーランスとして独立して法人化までたどり着きました。
YouTubeを始めるためには、少額とはいえそれなりの設備投資が必要になります。
そのため判断を謝るとお財布への結構なダメージになります…
僕自身の失敗談もたくさん紹介しますのでこの記事を読めば大きな失敗は避けられるはずです。
実際の機材の紹介に合わせて、なぜ必要なのか?機材選びの考え方も解説していきます。
今すぐ購入予定の無い方にも参考になる内容だと思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。
※カメラ以外にも準備するものはたくさんあるので、周辺機器ということでまとめて紹介します
カメラ機材を準備する前提:注意点2つ
YouTube用の機材を準備するにあたって、何を買うかよりも重要なことがあります。
時々、気合いのあまりとにかく形から入ろうとして機材を揃えようとする人がいますがNGです。
正直、機材から揃えてうまくいってる人をあまり見たことありません。
機材よりもチャンネルコンセプトが大事
どれだけ高級で高性能なカメラと編集ソフトを用いても、チャンネルコンセプトや企画が良くなければYouTubeは伸びません。
YouTubeを本気で伸ばしたい方は、チャンネルコンセプトを作り、ターゲットを決めて、競合分析を重視してください。
実際に超有名YouTuberのヒカルさん(登録者430万人超)は未だにiPhoneで撮影をしています。
機材の力が必ずしも再生数に寄与するとは限らないことが証明されていますね。
チャンネルコンセプトの決め方については、ここで説明しだすと長くなるので割愛しますが、コレだけ頭に入れておいてください。
カメラ選びよりもジャンル選び!
画質よりも企画!
ジャンルによって必要なカメラ機材は異なる
実は一概に「このカメラを使ってくださいね!」と言い切れないのがYouTubeです。
あなたが運営しようとしているジャンルによって、必要なカメラや周辺機器の能力は変わってきます。
ジャンル例 | 必要な機能 |
---|---|
料理 | 映像美が重視されるので、高画質なカメラと音質の良いマイクが必要 |
Vlog | 外での撮影が増えるので、手ブレ補正がついていると良い 長時間手で持っていても疲れない重さ(特に女性)を選ぶ必要がある |
ゲーム実況 | そもそもカメラは不要で、キャプチャーソフトなど専門の機材が必要 |
これらはカンタンな一例ですが、どんなジャンルでどんな動画で「攻めていくのか」によって必要なカメラ機材の能力は変わってくるので注意してください。
はだし夫婦が実際に使っている機材を紹介
それでは前提となる注意点がわかったところで、実際に僕たちが使用している機材を紹介していきます。
超便利な万能型カメラ:Gopro9
困ったら選ぶべきなのがGopro様です。
- 手ブレ補正がついており、初心者でも撮影しやすい
- 小型で軽量のため持ち運びがとても楽
- 周辺機器(アタッチメント)が豊富なのでアレンジしやすい
- 広角レンズなので画角の心配が減る
- 総合的なバランスが良いのに、価格がお手頃
迷っている人は、とりあえずGoproから始めれば間違いないかと思います。
チャンネルが成長して、より高クオリティなカメラを買うことになったとしてもサブカメラとして充分に活躍してくれます。
ちなみに、はだし夫婦はすでにGopro3代目です。(笑)
Goproならグレートバリアリーフの海の中でも撮影バッチリです♪
Goproと一緒に絶対に買うべきアタッチメント
Goproの強みと言える豊富なアタッチメントですが、どれも魅力的で迷ってしまいますよね。
ここでは、絶対にコレは便利!というアイテムだけ紹介します。
- ガンマイク
- ライト照明
- ゴリラポッド
正式にいうと、ゴリラポッドはGoPro正規品では無いのですが、おすすめです。
ゴリラポッドがあれば、カメラアングルの自由度が格段に上がります。
Goproとの相性が神がかっています。
なぜなら撮影できるシーンの幅が格段に広がるから。
- 部屋の斜め上(エアコンの近く)から全体を撮影しよう…!
- 後部座席から車を運転している様子を撮影しよう…!
- 机の足にくくりつけて隠しカメラ的に撮影しよう…!
このようにいろんな角度から撮影ができるので、動画の幅が広がります。
Goproというと3WAYスティックが有名ですが、(正式名称ちがうかもです笑)
ゴリラポッドの方が優秀です。
理由は3WAYスティックに求める役割がすべてゴリラポッドでまかなえるためです。
あと、超個人的な感想ですが3WAYスティックはよく壊れるのであまり好きじゃないです。(笑)
動画でも紹介していますが、実は2回ほど壊れていて痛い出費になりました。
撮影機材が壊れた様子を撮影して動画にするというYouTuber根性でなんとか乗り切りましたが、今ではゴリラポッド一択で良かったなーと思ってます。
一台は欲しい一眼レフ:SONY α6600 / SIGMA16mm
きれいな景色や、美味しそうな食事のシーンを撮る時には一眼レフカメラが活躍します。
最近のYouTubeは動画全体のレベルが上っていることもあり、カメラの質もかなり上がっています。
20万以上する一眼レフとレンズを買い揃えてからじゃないとYouTubeを初めてはいけない!
とまでは言いませんが、チャンネル登録が500人〜1,000人くらいまで伸びてきてチャンネルコンセプトや動画の方向性がみえてきたら早い段階で購入を決断したほうがいいです。
一眼レフとなると、なかなかの高額出費になるので情報収集をして慎重に決めました。
SONY α6600とSIGMA16mmのセットが1番パフォーマンスが高いと判断しました。
- 背景をぼかすフォーカス機能をオートでしてくれる
- 若干の手ブレ補正がある
- 一眼レフの中では比較的軽量なモデル
これより更に高額なα7シリーズも出ていますが、現時点の僕らのチャンネルにそこまでのクオリティは必要ないのかなと判断しました。
SONYα6600は発売して結構立っているので、もうすぐ後継がでるかもしれませんね。
ちなみに余談ですが、オーストラリアから日本に帰国する際にオーストラリアドルを全額突っ込んで購入したのがSONYα6600とSIGMA16mmレンズです。
残念ながらオーストラリアで購入したので、日本語対応していなかったです。(笑)
細かな機能を調べる時に全く知らないカメラ用語を英語で説明されるのは、ちょっとしたストレスになるので気をつけてください。(笑)
オーストラリア一周をともにした愛車を売ったお金で買ったカメラなので大切にしようと思います。
実はコレが最強:iPhone12 Pro
とりあえず最小コストでYouTubeを始めたいという方は、iPhoneで撮影しましょう。
冒頭でも話しましたが、カメラよりもチャンネルコンセプトやトライアンドエラーのほうが重要です。
カメラ購入の予算が無いことを言い訳にYouTubeへの挑戦を後回しにするくらいなら、手持ちのスマホで撮影して試しに動画をアップロードしたほうが100%うまくいきます。
そういった意味では、iPhoneの最新機種はかなり優秀です。
とくにiPhone11以降の機種は広角レンズ機能や手ブレ補正がついたので、充分に活躍してくれるレベルです。
実際にはだし夫婦チャンネルでも尺は長くないものの、回数としては頻繁に使用しています。
車で走行中にすぐに撮影したい数秒のカットや、荷物がふさがっていて一眼レフを取り出す時間は無いけど撮影しておきたい小さな一コマなどはiPhone12Proを使っています。
iPhoneで撮影したオーストラリア第三の都市「ブリスベン」
- 手軽に取り出せて、撮影開始できるので重宝する
- 最低水準の画質は確保されており、広角/手ブレも対応していて初心者向き
- YouTubeやSNSで仕事するならiPhoneは最新機種を持つべき
YouTube撮影機材としての能力とは異なりますが、YouTubeをはじめとするSNSをやっていくならiPhoneは常に最新機種を持っておくことをおすすめします。
TwitterやInstagramに投稿する画質やスピードが驚くほど違います。
24時間ずっと触っているような状態になるので、スマホには真っ先に投資するべきです。
ただしiPhone撮影には1点だけ注意点があります。
それは「音質」です。
詳しくは次の目次で説明します。
見落としがちな重要機材:マイク
ここからカメラ本体ではなく、周辺機器の紹介に入ります。
意外と見落としがちなのが音質です。
最近は画面は見ないで、音だけ流して再生する人も増えているので音質には絶対にこだわりましょう。
特にiPhone撮影の場合、画質はそこそこいいのですが音質が全くのNGです。
低予算から始める場合でも、最低限マイクはつけるようにしてくださいね。
はだし夫婦が使っているマイクはコチラ
iPhone用のマイクも兼ねています。
コスパよいので、悪くないのですが後から調べたらこっちのほうがよかったなーという商品はコチラです。
挿入口がライトニングケーブルと同じなのでiPhoneにそのまま挿せるようになっています。
僕らの場合は、InstagramやTikTokの撮影もするので、コチラのマイクにすればよかったなと若干後悔しています…
とにかく持ち運び重視で選ぼう:三脚
三脚の選び方には注意点があります。
実はYouTuberは一回の撮影でカメラアングルをこれでもかというくらい変更しています。
なんどもなんども三脚を持ち上げて角度を変えて…別のカメラに切り替えて…という作業をしています。
全部の動画を室内のトークで終えるような人でない限りは、カメラアングル移動は必ず行います。
この手間を考えて、三脚はなるべく軽量ですぐに持ち運べるものを選ぶことをおすすめします。
ぼくらの場合は、旅中でも手軽に持ち運べてかつ撮影時のカメラアングル変更もスムーズにできる三脚を選びました。
一眼レフくらいの重さなら余裕で支えてくれるので安定感抜群です。
これは僕らだけかも知れませんが、もう一つ気に入ってる点があります。
それは、平均身長176.5センチの高身長夫婦でもしっかりと画角に入るほど高さがある点です。(笑)
背が高い方も安心して使えるコンパクトな三脚なので、ぜひ検討してみてくださいね。
一眼レフ用の三脚の他に買っておくべきなのが、スマホ用の三脚です。
スマホ用の三脚は数ある機材関係の中で最もパフォーマンスの高い費用耐効果を発揮してくれています。(笑)
InstagramやTikTokなどでも便利ですし、ライブ配信でも活躍してくれるので1つ持っておくと何かと便利になります。
リモコン付き自動シャッター機能など高機能なタイプもありますが、スマホ三脚に関してはコスパ重視でOKです。
1点だけ選び方の注意として、縦向き撮影と横向き撮影の両方が可能なタイプを選びましょう。
【まとめ】最適な機材への投資でチャンネルを成長させよう!
YouTuberにとって、カメラ機材の購入は数少ない投資の機会といえます。
初期投資が少なくリスク低く始められるYouTubeだからこそ、適切な投資判断をしていきましょう。
途中にも書きましたが、2019年くらいまではスマホ撮影でも企画さえ良ければ充分に戦えるようなレベルでした。
しかし、最近の巨大資本参入(芸能人とか大企業とか)によりカメラ機材のグレードアップは必要になってきているのが現状です。
カメラ機材よりも重要なことは山程あることは忘れずに、自分にあったカメラ機材をみつけてください!
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