「オーストラリアでワーホリに挑戦したいけど費用はいくらかかるのかな…」
「ワーホリしながら海外で生活するためにどのくらい貯金があれば安心?」
このようなお悩みを解決します!
僕たちはだし夫婦の人生のターニングポイントにもなった、オーストラリアワーホリでの海外生活。
世界各国の入国緩和も進み、海外渡航が少しずつ再開されてきて、これから海外生活に挑戦したい人も増えているのではないでしょうか?
しかし、初めてのワーキングホリデーや海外生活で気になることは、やはり費用面ですよね。
本記事では、ワーホリ経験者の僕たちが実際に払った費用を含めて、オーストラリアのワーホリにかかる初期費用をご紹介します。
- オーストラリアのワーホリ経験者の初期費用がわかる!
- ワーホリで1年間滞在した際の費用の目安がわかる!
- 海外生活で費用をおさえる節約ポイントがわかる!
実際にワーホリを経験した僕たちのリアルな金額をご紹介します!
経験してみてわかった節約ポイントもぜひ参考にしてみてくださいね♪
これからオーストラリアへワーキングホリデーで海外生活を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事を書いた人
この記事を書いている僕は、会社員時代から10個以上の副業に挑戦。フリーランスとして独立して法人化までたどり着いた今も10個以上の収入源を持っています。
オーストラリア出発前にかかる初期費用とは?
ワーホリ制度を使ってオーストラリアへ滞在するためには、出発前に日本で必要な手続きや準備があります。
出発前にかかる初期費用をまとめました。
1つずつ、詳細を解説していきますね。
① 片道航空券
オーストラリアへ出発する前に、まずは片道の航空券を購入しましょう。
航空券の費用は、航空会社や時期、出発する空港から到着する空港の場所によって金額が異なります。
ジェットスターなどの格安航空会社を利用すると、安くチケットを購入できます。
2024年1月現時点では、利用できる航空会社に制限があるよ!
現在、他の国を経由せずオーストラリアへ行ける航空会社はJALとANAのみになります…!
各航空会社の運行状況は日々アップデートされているので、各公式サイトでチェックしましょう。
- JALの運行状況(2022年4月1日〜30日)
- ANAの運行状況(2022年3月27日〜6月30日)
- カンタスの運行情報(2022年4月時点で国際線は運休中)
- ジェットスターの運行情報(2022年4月時点で国際線は運休中)
② ビザ申請費
オーストラリアに入国する際には、必ずビザを取得する必要があります。
ワーキングホリデービザの申請も出国前にあらかじめ済ませておきましょう。
(参照:Australian Government Department of Home Affairs)
毎年、申請費用が変わるためオーストラリア政府公式サイトで正しい金額をチェックしましょう!
ビザ申請は自分で申請するか、不安な場合はエージェントを経由して申請も可能(エージェントによって別途費用発生する可能性あり)
③ 海外保険
ワーホリでオーストラリアに滞在する場合に、海外保険は必ずしも必要ではありませんが、もしもの時に備えて加入する人がほとんどです。
保険なしで怪我や病気になった場合に、医療費が高額になることも…!
もしもの緊急時に備えて保険に入ることをおすすめします!
④当面の生活費
生活費はオーストラリアに入国してからかかる費用ですが、すぐに仕事が見つからない場合を想定して、出発前に貯金をしておきましょう。
滞在する場所や、目的によってかかる生活費はさまざまですが、少なくとも生活費2ヵ月分ほど確保しておくと安心です。
余裕をもって2ヵ月で30万円ほどの生活費を確保しておくと慌てずに済みますよ!
のちほど1年間の滞在費用の目安もご紹介しますね!
⑤ パスポート申請代
すでにパスポートを持っている人は申請不要ですが、オーストラリア出発前にパスポートの有効期限の確認、持っていなければ申請をしましょう。
パスポートの申請代は有効期間によって金額が異なります。
- 10年間有効(20歳以上):16,000円
- 5年間有効(12歳以上):11,000円
差額が5千円なので10年有効で申請すれば、長期滞在したい場合も失効の心配せずに済みますね!
すでに取得しているパスポートが期限内でも有効期限が2年以内であれば、出発前に更新をおすすめします!
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僕たちが払った初期費用は〇〇万円
本章では、実際に僕たちがワーホリをしたときに払った初期費用をご紹介します。
私たちが実際払ったの初期費用は1人あたり約78万円でした!
初期費用の内訳はこちら。
- 片道航空券 約4万円(ジェットスター成田発ケアンズ経由ブリスベン行き)
- ビザ申請費 約4万円(自分たちで申請)
- 海外保険代 約20万円(日本で加入)
- 語学学校費 約30万円(2ヵ月通学)
- 学生寮費 約20万円
僕たちがオーストラリアへワーホリに行ったのが2018年なので、航空券代とビザ代は当時の金額で安くおさえられています。
語学学校に通うかはワーホリに行く人によって個人差がありますが、僕たちの場合は、学費と寮費で初期費用が高くなりました。
オーストラリアワーホリの1年間の滞在費用の目安
オーストラリアにワーホリで滞在する1年間の生活費の目安をまとめました。
これから紹介する費用はあくまで目安で、住む場所や人によって費用は大きく変わります。
僕たちが実際に使った費用も参考にしてみてください!
①収入
オーストラリアのワーホリ制度では、就労が可能なため現地で働くことができます。
2024年1月現在のオーストラリアの最低雇用賃金は税引き前で、$20.33(1時間あたり)、 $772.60(週38時間あたり)、$1=95円換算だと1時間あたり約1,933円です。(参照:FairWork Ombudsman)
フルタイム雇用ではなくカジュアル雇用の場合、そこからさらに25%上乗せされた金額が最低賃金と定められています。
もちろん職種や、働く場所、雇用条件によってお給料が変わります!
ちなみに僕たちはブルーベリー農家で働いてました!
上記の最低賃金で、仮にフルタイム雇用で週38時間、1年のうち10ヵ月働いた場合、年間で約$34,000(税引き前)の収入($1=90円換算だと約300万円)を得ることができます。
人によってすぐに仕事が見つからなかったり、都市を移動したりと働く期間が異なるため、収入は大きく変わります!
② 家賃
オーストラリアにワーホリで滞在する場合、多くの人がホームステイ、学生寮、シェアハウスなどの共同生活を送っています。
ワーホリに人気なのが、シェアハウスの利用です!
シェアハウスは一軒家やアパートの1室を借りるオウンルームと、お部屋も他の人と共有するルームシェアがあります。
ルームシェアの方が割安ですが、個人のプライベート空間を得られるオウンルームが人気です。
僕たち夫婦は、2人でオウンルームを借りてました!
僕たちが滞在していたバイロンベイでのオウンルームの家賃は、光熱費・Wi-Fi込みで週$280(1人あたり$140、$1=90円換算で約1万3千円)でした。
現在の相場は1人あたり週$120〜$300と、住む都市や市街地までの距離によって費用が変わります。
仮に週$200のオウンルームに1年間滞在した場合の家賃は$10,400で、入居時にBond(ボンド)も必要になります。
Bond(ボンド)とは?
日本でいう敷金で、退去する際に破損等なければ全額返金される保証金のこと。入居時に家賃2週間から最大4週間分を支払う仕組み。
週$200のシェアハウスでBondを2週間支払った場合、年間で$11,200($1=90円換算で約100万円)になります。
③食費
オーストラリアは最低賃金の高さからもわかるとおり、世界で最も物価が高い国の一つと言われています。
外食が多かったり、現地で購入するアジア食材も値段が高いため、日本よりも食費がかかる人も多いでしょう。
私たちは夫婦でほぼ自炊だったため、食費は1ヵ月で約$400でした!
1人あたり食費を週$50〜$100を目安とすると、年間で$2,600〜$5,200($1=90円換算で約23万〜47万円)となります。
外食を多めの人は食費はさらに高くなります!
④通信費
通信費は主に携帯代で、住んでいた家のインターネット代は家賃に含まれていました。
僕たちの携帯代は月に1人あたり$35でした!
1年間利用した場合、月$35✖️12ヵ月で$420($1=90円換算で約3万8千円)です。
利用する会社やプランによって費用をおさえることも!
⑤娯楽費
娯楽費は個人差がでてしまう部分。
僕たち夫婦はバイロンベイに住んでいたため、オーストラリアの魅力の一つの自然の中で日々の暮らしを楽しんでいました。
たとえば海でサーフィンをしたり、ビーチで友達としゃべったり、アーティストの音楽を聞いたりしていたため、娯楽費を安く済ませることができました。
私たちの娯楽費は2人で1ヵ月$400くらい!
ワーホリ友達のなかには1人で月$400かかっていた人も…!
平均して月$300を娯楽費に使った場合、1年間で$3,600($1=90円換算で約32万5千円)となります。
⑥交通費
交通費も、オーストラリアのどの都市に住むかによって、大きく個人差がでる費用の一つです。
シドニーやメルボルンなどの大都市では、インフラが整っているため、電車やバス、トラムの利用が可能です。
僕たちが住んでいたバイロンベイは電車がないため、自転車で通っていました!
そのため、交通費はなんと$0!
公共交通機関の利用や車を購入しての移動は、ガソリンや駐車場代もかかるため交通費も増加します。
参考例として、メルボルンの市街地の中心部でかかる交通費の目安をご覧ください。
- 公共交通機関:1日最大$9.20【myki利用、メルボルンメトロポリン zone1+zone2内】
- ガソリン代:最安191.9/L 【2022年4月時点、Unleaded(レギュラー)】
- 車の駐車代:$7/時間【メルボルンCBD内、郊外には無料駐車場もあり】
上記のようにメルボルンで週に5日公共交通機関を1年間利用した場合、$9.20✖️週5日✖️52週=$2,392($1=90円換算で約21万5千円)となります。
⑦その他雑費
その他雑費には、日用品や美容代などの雑費が含まれます。
こちらも個人差はありますが、僕たち夫婦の場合は月$70ほどで、1年間だと$840($1=90円換算で約7万6千円)でした。
化粧品などは日本から持参してきていたので、現地であまり購入しませんでした。
すべての項目をまとめると以下のとおりです!
- 収入:$34,000(約300万円)
- 家賃:$11,200(約100万円)
- 食費:$2,600(約23万円)
- 通信費:$420(約4万円)
- 娯楽費:$3,600(約33万円)
- 交通費:$2,392(約22万円)
- その他雑費:$840(約8万円)
支出の合計:$21,052(約190万円)
収支の合計:+$12,948(約110万円)
現地で無事に仕事が見つかれば、上記のように収支はプラスになりますが、1年間の滞在費用は割とかかりますよね。
仕事がすぐに見つからないことも想定したうえで、数ヵ月の生活費をあらかじめ確保しておくと安心です。
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ワーホリ費用をおさえるための5つの節約ポイント
ワーホリ生活も楽しみたいけど、なるべく費用をおさえたい…!
そんなあなたにおすすめの、主に現地でできる節約ポイントをご紹介します!
5つの節約ポイントはこちら!
①自炊をする
オーストラリアは世界で最も物価の高い国の一つと言われており、食事に関しても物価の高さを実感できます。
オーストラリアで外食すると日本より高いんです…!
- マクドナルド(ビックマックセットMサイズ):$11.30(約1,000円)
- カフェ(ランチ+コーヒー):$20〜(約1,800円〜)
- レストランでの食事:$50〜(約4,500円〜)
- カクテル1杯:$10〜(約900円〜)
そのため、ワーホリで滞在中に食費を節約したいなら、基本的に家での自炊をおすすめします。
スーパーやローカルマーケットで食材を安く手に入れることができるよ!
野菜や乳製品、肉類などは計り売りや大きいサイズで売っているので、外食するよりも費用を安く抑えることができます。
また友達やシェアメイトと外の公園でBBQをしたり、家でパーティーをするなどすれば、費用をおさえつつ、ワーホリ生活を満喫できますよ!
② シェアハウスに住む
ワーホリをしている人に人気の住まいが、シェアハウスです。
シェアメイト数人と共有して家やアパートに住むため、家賃が学生寮やホームステイよりも安くおさえることができます。
- シェアハウス:週$120〜
- 学生寮:週$170〜
- ホームステイ:週$250〜
- 一人暮らし賃貸:週$300〜
シェアハウスの相場が一番安いですね!
シェアハウスによって家賃に光熱費とWi-Fi代込みのところもあるので助かります!!
③ 現地の保険に加入する
初期費用で最も高い費用が、日本で加入する海外保険です。
日本で加入をすると年間で20万円ほどかかりますが、オーストラリアの現地の保険に加入すると費用を下げることができます。
オーストラリアの大手保険会社の相場はこちら。
- Medibank:年間$612〜(約55,000円〜)
- Bupa: 年間$638〜(約58,000円〜)
- Allianz: 年間$842〜(約76,000円〜)
補償内容によって値段は変わりますが、日本で加入するよりも1/4で加入できるものがあるほど安いですね!
入国時にクレジットカードの付帯保険を利用しつつ、付帯保険の期間内(最大90日間が相場)に現地の保険に入ると、緊急時にも対応してもらえるので安心ですね。
クレジットカードに海外旅行保険も付帯しているおすすめクレジットカードは「還元率の高いおすすめクレジットカード3選【選び方のポイントを解説!】」の記事をご覧ください。
④格安SIMカードを利用する
日々の必需品とも言える、スマホの通信代金。固定費を下げる方法として、格安SIMカードが日本でも普及しつつありますが、オーストラリアでも簡単に入手できるんです。
大手スーパーや大手携帯ショップ、またはオンラインからSIMの購入が可能です。
購入するならプリペイド式のSIMがおすすめ!
安いプランだと月$10からあります!
- 国内通話・SMS無制限
- 国際電話かけ放題(キャリア・プランによる)
- データ容量込み(容量はキャリア・プランによる)
- 28〜30日ごとに更新で契約の縛りなし(年間プランがあるキャリアあり)
⑤ 航空券の格安セールを狙う
オーストラリア出発前、もしくはオーストラリア滞在中に一時帰国や完全帰国する際に節約する方法として、航空券の格安セールを狙うことで、渡航費用を節約できます。
オーストラリア国内では、イースターやクリスマス時期にセールがあったりするよ!
ジェットスターなら半額セールもあったりします…!
ジェットスターなどのLCCを利用したり、ゴールデンウィークやクリスマス、お正月などのピーク時を外してチケットを購入するだけでも、チケット代の節約が可能です。
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【まとめ】ワーホリプランは人それぞれ!自分のやりたいことを叶えるために資金に余裕をもとう!
本記事では、ワーホリでオーストラリアに滞在する際の、初期費用や生活費、生活費を安く抑えるための節約ポイントをご紹介しました。
最後に当記事の特に重要な部分をおさらいしましょう。
- 片道航空券(約9万円〜)
- ビザ申請費(約4万5千円)
- 海外保険(約20万円〜)
- 当面の生活費(約30万円)
- パスポート申請代(1万6千円)
- 収入:$34,000(約300万円)
- 家賃:$11,200(約100万円)
- 食費:$2,600(約23万円)
- 通信費:$420(約4万円)
- 娯楽費:$3,600(約33万円)
- 交通費:$2,392(約22万円)
- その他雑費:$840(約8万円)
- 自炊をする
- シェアハウスに住む
- 現地の保険に加入する
- 格安SIMカードを利用する
- 航空券の格安セールを狙う
オーストラリアへワーホリに行くなら、少なくとも数ヵ月働かなくても生活できるように30〜50万円ほど準備しておくと、余裕を持って生活の基盤を作ることができるでしょう。
僕たち夫婦もワーホリをしていたときはなるべく節約をしながら、オーストラリアで過ごしていました。
オーストラリア国内を旅していたときには、人参をかじって食費を浮かすことも…!
もちろん貯金に余裕があるとより安定した生活を送ることができます。
しかし、節約しながらも過ごしたオーストラリアでの経験すべてが、今の僕たちの人生を大きく変えました。
ワーホリビザは、旅行や学ぶこと、働くこともできる手段であり、やりたいことを自由に選ぶことができます。
オーストラリアで何を体験したいか、どのような生活を送りたいかプランを決めるのは、あなたです。
自分のやりたいことを叶えるためにも出発前に必要な資金に用意して、存分にワーホリ生活を楽しみましょう!!
あなたの挑戦を応援しています!!
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