インスタグラムでリールの再生回数が伸びないのはなぜ？原因と対策方法を解説

「リールをたくさん投稿したけれど全然再生回数が伸びない！」

 ただし、再生回数が伸びない原因と対策方法を理解すれば、初心者でもリールの再生回数を伸ばすことができます。 

本記事では、インスタグラム総フォロワー数150万人を超えるアカウントを運営している僕たちが、リールの再生回数が伸びない原因や伸ばすコツについて解説します。

リールの再生回数が伸びない原因やしくみ

インスタグラムでリールの再生回数が伸びないことには、必ず原因があります。

この原因を理解しているかどうかで、今後の再生回数の伸びに何倍もの差が出ます。

再生回数に差が出る原因は、以下の3つ。

1つずつ詳細を見ていきましょう。

投稿の続きが気にならない

再生回数を伸ばすためには、リールを最後まで視聴してもらうことが重要です。

インスタグラム側としては、より多くのユーザーに利用してもらえるように、ユーザーに需要のある投稿を発見タブなどに載せて拡散します。

このような仕組みで、リールを最後まで視聴してくれたユーザーが多い投稿ほど、再生回数は伸びます。

また、リールを見ているユーザーは、冒頭の1秒で続きを見るのかを判断しています。

もし、あなたのリールのリーチ数が伸びないのであれば、すぐに離脱されている可能性があります。

発見タブについては、こちらの記事で紹介しています▼

投稿時間にユーザーがインスタグラムを見ていない

再生回数が伸びない原因として、あなたのフォロワーがインスタグラムを利用している時間帯に投稿できていないことが考えられます。

インスタグラムを利用しているユーザーは、時間帯によって属性が変わってきます。

毎日投稿時間を変えつつ、反応の多い時間を探したり、ストーリーズのアンケート機能を利用したりして、あなたのフォロワーが最も多く利用している時間を探しましょう。

ニーズのない投稿内容になっている

最後の原因は、あなたの投稿内容がユーザーに求められていないということ。

よくある、ユーザーとのニーズのズレとしては、以下の2つが挙げられます。

• 投稿数が増えて投稿内容に困り、ニーズのない投稿をしている。
• 発信ジャンルに詳しすぎるあまり、レベルが高すぎる情報を発信してしまっている。

ユーザーへ良い情報を発信したいと思うことは大切ですが、それがいつの間にか、自分よがりの発信内容になってしまっていることがよくあります。

ユーザーは、暇つぶし感覚でインスタグラムを利用していることがほとんど。

そんなユーザーに向けて、教科書のように難しい内容や文字ばかりの投稿をしても、見てもらえません。

自分や友だちがインスタグラムを利用しているときのことを想像して、どんな内容やレベルだったら、気楽に見ることができるのか考えてみましょう。

リールの再生回数を伸ばす、6つのコツ

原因やしくみが理解できた上で、具体的なリールの再生回数を伸ばすためのコツを6つ紹介していきます。

リールの再生回数が伸び悩んだ時には、以下の6つを実践してみてください。

1つずつ詳細を見ていきましょう。

最初の1秒にこだわる

前の章の伸びない原因でも紹介しましたが、最初の1秒にこだわり、続きを気になる状態を作りだしましょう。

この1秒で続きを見る判断をされなければ、そのあとにどれだけ良い内容のリールを作成しても、無駄になってしまいます。

見やすい動画になっているか

次はユーザーにとって見やすい動画になっているかを確認しましょう。

見やすい動画なんて当たり前だ！

と思われるかもしれませんが、意外とできていない方も多いです。

最低限以下の5つは全てクリアできているかチェックしましょう。

どれだけユーザーの求める内容の投稿を発信していても、見づらい映像になった時点で、作成したリールが無駄になります。

動画内の無駄をとことん省く

リールは短い時間で価値を届けることができるかが重要です。

そのため、少しでもユーザーを待たせてしまうと飽きられて別のリールへ移動してしまいます。

同じ「画角」や「もの」「行程」が続くと飽きられてしまいます。なるべく短時間で、新しい価値を届けるように心がけましょう。

雰囲気に合った音源選び

音源選びは以下の3つを注意しましょう。

流行りの音楽ばかりを選んでいると、ジャンルとのアンマッチからユーザーに違和感を抱かせたり、音楽にのみ興味のあるユーザーに見られてフォローされなかったりします。

流行りの音楽ばかりを使うのではなく、自分のリールの雰囲気にあったものを選ぶようにしましょう。

また、同ジャンルのアカウントでよく使用されている音源を選べば、すぐにあなたのリールがどんなジャンルなのか分かるので、ユーザーに認識されやすくフォローにつながりやすいこともメリットと言えます。

キャプションの1行目にこだわる

リールのキャプションの1行目にもこだわりましょう。

キャプションとは…
投稿下部に表示される説明文章のことです。

リール投稿を開くと、基本的に動画がメインで表示されるので、キャプションは隠されています。

しかし、1行目のみは表示される仕様になっているので、説明文章を載せるのはもったいないです。

例えば…

お店を紹介するアカウントなら「店名は最後に紹介しています」「コメント欄で紹介しています」などを記載して、最後までリールを見てもらうような一言を選びましょう。

保存したくなるような内容にする

あとから見返したくなるような投稿を作成しましょう。

リールの再生回数を伸ばすためには、より多くの人にリールを見てもらう必要があります。そのためには、インスタグラム側に「あなたのリールは需要のあるものである。」と認識してもらわなければなりません。

その指標の1つとして、保存数の多さが重要視されています。

保存数が多ければ、ユーザーに何度も見返したいと思ってもらえているため、需要が多いリールだと認識されます。

保存数が増えやすい投稿には、以下のような情報が入っている傾向にあります。

• 覚えておきたいような数字（金額、時間など）
• 名称（店名、商品名など）
• 手順やリスト

そもそもリールの役割とは？

インスタグラムの投稿に慣れてくると、ついつい忘れがちなリールの役割について解説します。

以下の2つを理解せずに投稿を続けていると、リールを上手く使いこなくなるので要チェックです。

1つずつ詳細を見ていきましょう。

リールのメリット

リールのメリットは、フォロワー以外の人にも投稿を見てもらうことができることです。

リールは虫眼鏡マークの発見タブにも掲載され、1度のリールを見始めると次々にリールが表示されていきます。

実際の映像を使って、道具の使い方や商品の説明をするような内容は、画像よりもリアルに情報がユーザーに届くのでリールに向いている発信ジャンルと言えます。

リールとその他投稿の違い

リールは、いくつかの動画を組み合わせたり、テキストや音楽を使って編集したりして、最大90秒の動画を作成し投稿する機能のことです。

インスタグラム内にはリール以外にも、さまざまな機能があります。

リールやフィード機能は、発見タブに表示されるためフォロワー以外の人にも投稿を見られるので、フォロワーが増えることがあります。

しかし、ストーリーズやライブ配信はフォロワー向けの発信になるため、直接的にフォロワーを増やすための施策としては向いていません。

リールの再生回数が伸びない原因を理解して、フォロワーを増そう

今回は、インスタグラムでリールの再生回数が伸びない原因、伸ばすためのコツについて解説しました。