「お金が減って損するのでは…」
「興味はあるけど失敗するのが怖い…」
資産運用を始めてみたいと考えているものの、上記のような不安を抱えて1歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、資産運用歴6年となる僕の考えと資産運用を始めるべき理由について解説します!
- 資産運用に興味がある人
- 資産運用を始めたいけど漠然とした不安を抱えている人
本記事をきっかけに、少額からでも良いので資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
この記事を書いている僕は、資産運用歴は6年以上です。はじめの頃の失敗談を元に、初心者に優しい後悔しない資産運用術と知ってお得なお金の知識をお伝えします。
聞き流しできる音声配信でも解説しています♪
損をするのが怖いという方へ
資産運用で損するのが怖い…
という声をよく聞きます。
私も社会人1年目から資産運用を始めたのですが、当時は「資産運用でお金が減ったらどうしよう…」と思った経緯もあるため、不安な気持ちはよくわかります。
銀行口座に預けていれば、100万円が50万円に減るということはないですよね。
ただ、資産運用の場合には、元本つまりお金が減ってしまうリスクはつきまとうため、そう思う気持ちは決して間違っていません。
しかし、実は損するのが怖いと思っている時が1番損をしているのです。
つまり、資産運用をしていないことが1番損をしているということ!
なぜ「資産運用をしていないことが1番損なのか」を、次章にて詳しく解説していきます。
資産運用をしていない人が1番損をしている理由
資産運用をしていない人が1番損をしています。
例えば、毎月5万円を利回り3%で運用して、10年間積み立てたとします。
このように10年間銀行に貯金していれば600万円ですが、資産運用であれば約700万円と、約100万円もの差になります。
もちろん下がる可能性もあるので、確実に増えるわけではありません。
10年後に600万円が580万円に減っていれば、その時初めて「資産運用をしたことで損をした」と感じるでしょう。
しかし、10年間銀行に貯金をしていて600万円のままだった場合に、もし資産運用をしていて700万円になったことを考えて「損をした」と感じることはないでしょう。
何もしていない人はその情報を知らなかったり、実践していないので、「自分が損をしている」ということに気づけないのです。
このような理由から「自分が損をしていることに気づかず資産運用をしていない人」が1番損をしてると言えます!
資産運用を始めるべき、3つの理由とは
これからの日本の社会情勢や経済の状況を考慮すると、資産運用をしないと将来に損をします。
ここからは、資産運用を始めるべき3つの理由について解説していきます。
- 年金制度の崩壊
- 給与水準の低下と物価の上昇
- 貯金では資産は増えない
1つずつ解説していきますね。
年金制度の将来的リスク
1つ目は、年金制度の将来的リスクです。
日本では少子高齢化の進行で、保険料を負担する現役の働き世代が減り続けています。
そのため、現在の20代から40代の方が年金を受給する頃には、受給額が減ったり受給期間が短くなったりするでしょう。
年金だけで老後生活を送ることは、非常に難しいのです…。
そのため、国や企業に頼ることができないことを考えると、自分で資産運用をして、これからの生活に備える必要があります。
若いうちからコツコツと積み立てて資産運用をすれば複利効果で、大きな資産を作れます。
給与水準の低下と物価の上昇(インフレ)
野菜やチーズなどさまざまな食材の値上がりを、実感している方も多いでしょうか。食材だけでなく、ガソリンといった燃料代金も同様に値上がりしています。
東京ディズニーランドの入園料が年々値上がりしているのも物価が上がっている証拠です。
スーパーなど身近なところでも商品の値上がりは実感しますよね…
また、会社員の給与水準も下がってきていることや、各種税金も増税されているため、結果的に手元に残るお金が少なくなっていくことに。
そのため、金利の低い銀行にお金を預けているだけでは、物やサービスの物価が上がりお金の価値が下がるインフレに対応できなくなってしまうのです。
例えば、1,000円あればりんごが10個買えるはずだったのに、物価が上がったことで9個しか買えなくなったとします。これは実質的に1,000円の価値が下がっていることになりますよね。
コロナ後の世界では、政府の財政政策によりお金の流通を増やしたことでお金の価値が下がり、物価上昇(インフレ)が続いています。
毎年1%の物価上昇が起きているのであれば、銀行にあずけてある貯金は1%ずつ価値が下がっていることになります。
つまり、その時点で株も投資信託も何も買っていないのに資産を減らしていることになるんです。
給与収入だけをひたすら銀行に預けている人は、せっかくがんばって働いて得たお金を気づかないうちに減らしてしまっているとも捉えられますよ。
給与収入だけを頼りにせず、「お金に働いてもらう」という意識で資産運用を始める必要があります。
貯金では資産は増えない
3つ目は、貯金では資産は増えないことです。
現在のような、金利が低い日本では、銀行にお金を預けていても資産は増えません。
バブル期の日本では金利約6%の銀行もありました。
100万円を銀行に預けていれば、1年間で106万円になるということ!今じゃ考えられないね…
しかし、現在メガバンクの普通預金の金利は0.002%ほどで、100万円預けていても1年間で20円ほどの利息しかつきません。
平均でも年間3%の利回りは期待できる資産運用であれば、銀行に貯金する以上に資産増加を期待できるでしょう!
資産を増やすなら長期積み立て投資がおすすめです。初心者でも安心して取り組める方法なので、不安な方は必ずチェックしましょう。
資産運用する上で注意するべき2つのこと
ここまで資産運用をやるべき理由をお伝えしてきました。
しかし資産運用を始める前に、知っておくべきことがあります。
ここからは、資産運用を始める前に注意しておきたいポイントを2つに絞って解説していきます。
- 元本割れのリスクはある
- 資産運用について学ぶ必要がある
1つずつチェックしていきましょう。
元本割れのリスクはある
1つ目は、資産運用には元本割れのリスクがあることです。
元本割れとは?
例えば3万円の投資信託を購入したのに、その投資信託の価値が2万円になるという可能性があるということ。
つまり、確実に資産が増えるわけではありません。
しかし、銀行預金にも同じことが言えます。
先程の説明のとおりで、物価によって現金の価値は変わります。お金の絶対量(〇〇円)ではなく、相対価値(〇〇円で□□が買える)で考えると銀行預金も元本割れするリスクはありますよ。
リスクはあるので、必ず余剰資金で資産運用は始めましょう!
生活費を削って資産運用を始めても、毎日の生活が苦しくなるだけだけです。
毎月副業で3万円を稼いで、資産運用に充てるのもおすすめ。
資産運用について学ぶ必要がある
資産運用といっても、株式投資や債権投資、投資信託、FX、仮想通貨などさまざまな方法があります。
投資する内容によって、リスクの大きさやリターンの大きさも異なります。
初心者が「資産運用の種類」「種類ごとのリスクの大きさ」など理解するのに少し難しいと感じるかもしれません。
資産運用を始めるためには多少の勉強時間が必要ということを理解しておきましょう。
まずは、資産運用について、簡単にでも良いので仕組みを説明できる程度に理解した上で、資産運用を始めると良いでしょう。
まずは少額から始めよう
「今やらないと損なのは分かったけど、いきなり多額のお金は資産運用に回せない…。」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論、少額からの資産運用をおすすめします。
すぐに100万円を投資する必要はありません。月1,000円から始められるものもあります。慣れてきたら5,000円、1万円、2万円…と増やしていってもOK。
少額であれば失敗しても、それほど怖くはないでしょう。
実際に資産運用を始めて実践してみることも、資産運用を学ぶための効果的な方法です。
今まで飲み会に使っていたお金を、資産運用に回してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】資産運用をしていないことが損!少額からでも始めよう。
本記事では、今資産運用を始めないと将来損してしまう理由や注意点を解説しました。
内容をおさらいしていきましょう。
- 年金制度の将来的リスク
- 給与水準の低下と物価の上昇
- 貯金では資産は増えない
- 元本割れのリスクはある
- 資産運用について学ぶ必要がある
資産運用で損をするのが怖い人が、実は1番損をしている
資産運用に限ったことではありませんが、自分が気づかずに損をしている人は意外と多いです。
銀行に預けているお金があるのであれば、資産運用をやらない理由はありません。
本記事でお伝えしたポイントを押さえて、少額からでも資産運用を始めてみましょう!
以下より、20代で総資産1000万円を超えた私が6年分の知識を詰め込んだ、「これだけ読めば資産運用をスタートできる」マニュアルへリンクができます。
「資産運用を始めてみたい!」とお思いの方はぜひご覧ください。
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