多くの企業で副業が解禁される中、未経験からでも始められる副業として「Webライター」を選ぶ方が増えています。
「これからWebライターを始めたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、未経験の方がWebライターになるためのステップを解説しました。
Webライターでどれくらい稼げるのかもご紹介します。
副業でWebライターを始めてみたい方は、参考にしてみてくださいね!
- Webライターになるためのステップがわかる!
- Webライターでどれくらい稼げるのかわかる!
- Webライターのメリットやデメリットがわかる!
この記事を書いた人
この記事を書いている僕は、会社員時代から10個以上の副業に挑戦。フリーランスとして独立して法人化までたどり着いた今も10個以上の収入源を持っています。
Webライターとはどんな職業?
まずは、Webライターがどのような職業なのか解説していきます。
「Webライターの仕事が気になるけど、イメージがわかない」という方は、ご覧ください。
Webライターのメリット・デメリットも紹介していますよ。
Webライターの仕事内容
Webライターの仕事内容は、ネット上で記事を書くことです。
何かの記事を書いて欲しい人が、Webライターに仕事として委託することで成立しています。
企業に勤めているWebライターや、フリーランス、副業まで働き方はさまざま!
たとえば、Webライターには以下のような仕事があります。
- ブログ記事の執筆
- 企業コラムの執筆
- 取材記事の執筆
- 広告記事の執筆
- 電子書籍の執筆
- YouTube脚本の執筆
このように、Webライターが執筆する内容や媒体は多岐にわたり、仕事を行っていく中で幅広い知見を得ることができます。
Webライターに求められるスキル
Webライターは、文章さえ書ければ誰でも始めることができます。
しかし、稼げるWebライターになるためには、スキルアップすることが大切。
具体的には、以下のようなスキルがあれば、稼げるWebライターになれるでしょう。
- 検索上位に上げるためのSEO(検索エンジン最適化)知識
- 基礎的な日本語能力
- 記事を執筆するためのリサーチ力
- わかりやすく伝えるための文章技術
- ものを売るためのセールスライティング
- 読者の心をつかみ、行動を促すコピーライティング
Webライターを始める段階では、スキルがないのは当たり前です。徐々に身につけていきましょう。
Webライターの収入例
Webライターの収入は、基本的に「文字単価×執筆本数」によって決まります。
文字単価とは、「1文字あたり◯円」という報酬システムです。
文字単価が上がれば、同じ作業量でも収入が跳ね上がります。
ここでは、ライター歴別に収入例をまとめました。
(スキルや執筆本数によって大きく異なるため、あくまでも一例です。)
Webライター歴 | 文字単価 | 月収 |
---|---|---|
1〜3ヶ月 | 0.5円 | 3万円 |
3ヶ月〜6ヶ月 | 0.8円 | 5万円 |
6ヶ月〜1年 | 1円 | 10万円 |
1年〜2年 | 1.5円 | 15万円 |
2年以上 | 2円 | 20万円以上 |
また、1記事ごとの報酬が決まっている「記事単価」という報酬の仕組みもあります。
中には、時給制のシステムをとっているところも。
契約の際には、トラブルにならないためにも、どのような報酬システムなのか確認しておきましょう。
Webライターを始めるのに必要な環境
Webライターを始めるのに必要な環境は、パソコンとネット環境のみ。
必要なものが少ないため、誰でもすぐに始められるのが特徴です。
ネットのリサーチをすることが多いため、Wi-Fi環境は使用量無制限を推奨します。
Webライターのメリット
Webライターには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、Webライターの主なメリットを3つ紹介しました。
- 場所を問わず働ける
- 未経験からでも始めやすい
- スキルが身につく
場所を問わず働ける
Webライターは、パソコンとネット環境さえあれば、どこでも働けます。
家でも、好きなカフェでも、国内外の旅行先でも、好きなところで仕事をすることができるのです。
場所を問わず働けるようになるだけで、人生の選択肢が一気に広がるでしょう。
いわゆる「ノマドワーカー」になれますよ!
未経験からでも始めやすい
Webライターは、基本的なネットの知識があり、簡単な文章さえ書ければ、未経験でも始めることができます。
もちろん、ステップアップするにはWebライティングのスキルを身につける必要はあるのですが、最初の段階で難しいスキルは必要ありません。
一方で、プログラミングや動画編集、Webデザインのような副業は、始める前に一定の学習期間が必要です。また動画編集ソフトや画像編集ソフトなどのツールも必要なため、若干ですが始めるハードルが高くなります。
Webライターなら、始めてすぐに月3万円程度を稼ぐのは、決して難しいことではありません。
スキルのない人でも始めやすい副業が「Webライター」と言えるでしょう。
スキルが身につく
Webライターを続けていると、どんどんスキルが身についてきます。
それらのスキルは、ほかのビジネスにも活かせますし、本業にも役立つかもしれません。
具体的には、以下のようなスキルが身につくでしょう。
- 正しい日本語能力
- Webマーケティング
- SEOスキル
「動画全盛期の時代」と言われていますが、文章自体がなくなることはありません!これからの時代を生き抜くためにも、必須のスキルばかりです。
僕たちの実体験なのですが、動画全盛期だからといって文章から目をそむけていると伸び止まります。
YouTuberとして動画を量産していた時は文章についてのスキルが乏しく、もったいないことをしたなと後悔しています。
逆に言えば、文章スキルをベースで持っていれば動画にもノウハウは転用できますよ。
Webライターのデメリット
Webライターにはたくさんのメリットがありますが、一方でデメリットもあります。
デメリットを理解した上でWebライターを始めることで、すぐに諦めることなく継続できるでしょう。
- 最初は単価が低い
- 作業量以上の収入は得られない
最初は単価が低い
Webライターは参入障壁が低い分、始める人がたくさんいます。
その結果、供給過多になってしまっており、最初は驚くほど安い単価でスタートするWebライターがほとんどです。
中には「時給換算したら500円以下だった…」という方も珍しくありません。
しかし経験や実績を積めば、時間単価は最初の数倍以上になっていきますよ。
作業量以上の収入は得られない
Webライターは、自分が作業した分だけの報酬を得られる仕組みです。
これを反対から見ると、「作業し続けないと収入を得られない」ということでもあります。
作業を止めてしまうと、瞬く間に収入はゼロになってしまうでしょう。
Webライターだけでは作業量以上の収入は得られませんが、ブログは作業量以上の収入を得られる可能性がありますよ。
Webライターの経験をもとに、ブログにも挑戦してみるとさらなる可能性が広がります。
Webライターとブログは非常に相性が良いので、両立できるのがベストです。
自分のブログをポートフォリオ(実績)として開示すれば、案件獲得の確率は上がります。
また、Webライターで身につけたライティングスキルでブログを執筆すれば、アフィリエイト収益も伸びやすいでしょう。
ブログ開設の方法はこちらの記事で解説しています。
Webライターになるための3ステップを解説!
ここでは、Webライターになるための3ステップを解説します。
以下のステップに沿って始めてみてください。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 案件に応募する
- 案件を受注する
行動さえすれば、今日からでもWebライターになれますよ!
<ステップ1>クラウドソーシングサイトに登録する
まずは、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
おすすめのクラウドソーシングサイトは、以下の3つです。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい人と受注したい人を取り持つWebサイトです。
未経験でも受注できる仕事が膨大にあるため、副業初心者の登竜門となっています。
すべて無料で登録できるので、やる気のあるうちに登録しておきましょう。
なお、クラウドソーシングサイトでは案件を受注すると、報酬から一定の割合で利用料が引かれます。
そのため、最初は低単価になってしまいがちですが、実績を積む場として十分活用できるでしょう。
とりあえず今回紹介した3つに登録して、自分に合ったサイトを中心に使ってみてください!
<ステップ2>案件に応募する
クラウドソーシングサイト登録後は、プロフィールを設定しましょう。
プロフィールの書き方がわからなければ、サイト内ランキング上位の人のプロフィールを参考にするのがおすすめ。
プロフィールと初期設定完了後は、さっそく案件に応募していきます。
どのサイトにも「ライティング」という項目があるので、そちらから案件を探してみてください。
単価の目安としては、文字単価0.5円〜の案件に提案していくのがおすすめです。
最初はとにかく提案量が大切なので、できそうな案件を見つけ次第、応募していきましょう。
<ステップ3>案件を受注する
案件へ応募をして、採用されると発注者から連絡がきます。
基本的には、「テストライティング」があり、それに合格すると本採用になる案件が多いです。
案件に採用されてからは、おおよそ以下の流れになるでしょう。
- 発注者から採用の連絡がくる
- テストライティングをする
- 本採用の有無が決定
- 採用後、発注者の意向にしたがって記事を執筆
- 納期までに記事を納品する
- 発注者による記事チェック(修正があれば差し戻しされる)
- 報酬を受け取る
報酬を受け取ったら、あなたも立派なWebライターですよ!
Webライターとしてスキルを上げる方法
Webライター自体には誰でもすぐになれますが、スキルを上げないと高単価の案件を受注することはできないでしょう。
本章では、Webライターがスキルアップするための方法を紹介します。
- ブログを開設する
- 本で勉強する
- オンライン講座を受ける
ブログを開設する
Webライターを始めるなら、同時にブログも始めることをおすすめします。
自分のブログを持っていれば、そこで記事執筆の練習ができますし、実績としても掲示できるでしょう。
Webライターとして学んだことをすぐに実践できますよ。
▼「ブログの始め方を知りたい!」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
本で勉強する
Webライティングのスキルを上げるには、本で勉強することが鉄則。
インプットなしに、良い記事を書けるようにはなりません。
読書を習慣づけて、少しずつスキルアップしていきましょう。
ただし、勉強ばかりして行動しないのは意味がないので、本を読んだらすぐ実践することが大切です。
▼こちらの記事では、Webライター初心者におすすめの本を紹介しています。
オンライン講座を受ける
Webライターとして最短距離で成長したいなら、オンライン講座を受講するのもおすすめです。
オンライン講座では、Webライターとして稼げるようになるための知識を教わることができます。
Webライターに関してよくある質問
Webライターに関してよくある質問をまとめました!
- Webライターはスマホだけでもできる?
- 未経験でも月10万円稼げる?
- 独学でも稼げるようになる?
- 未経験からWebライターで独立できる?
- Webライターに資格は必要ない?
Webライターはスマホだけでもできる?
原理上、スマホだけでWebライターをすることは不可能ではありません。
しかし、圧倒的に作業しにくいですし、作業スピードも格段に落ちます。
Webライターを始めるなら、絶対にパソコンでの執筆がおすすめです。
Webライターなら、スペックの高いパソコンは必要ありません。安いもので問題ないので、パソコンを用意しましょう。
未経験でも月10万円稼げる?
Webライターは即金性が高く、未経験者でもできる副業なので、比較的稼ぎやすいと言えるでしょう。
作業量次第では、すぐに月数万円を稼ぐことができます。
「月10万円」となると、ゼロの状態からすぐに稼ぐのは難しいですが、実績と経験を積めんでいけば実現可能です。
目安として、始めてから半年程度で月10万円に到達できる人も多いですよ!
Webライターは独学でも稼げるようになる?
Webライターの大半は、独学で始めています。
複雑な専門スキルは必要ないため、独学でも稼げるようになる可能性は十分あるでしょう。
より早く稼げるようになりたいなら、オンライン講座の受講をおすすめします!
未経験からWebライターで独立することは可能?
Webライターは、未経験からでも独立できる可能性が十分にある職業です。
フリーランスのWebライターの中には、未経験から始めて月100万円以上稼いでいる方もいます。
最初は副業から始めて、ある程度稼げるようになったらフリーランスへの転向も視野に入れてみましょう。
Webライターに資格は必要ない?
Webライターには、「Webライティング能力検定」(日本Webライティング協会)という資格があります。
しかし、その資格を持って活動しているWebライターは、ほとんどいません。
実務上では不要と言えるでしょう。
Webライターとしての力を確認したい方や、箔をつけたい方は、資格をとってみても良いかもしれません。
【まとめ】Webライターは未経験からでも始めやすい副業!
本記事では、Webライターの始め方を解説しました。
Webライターは、未経験からでも稼ぎやすい副業です。
最後に、Webライターになるための3ステップをおさらいしておきましょう。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 案件に応募する
- 案件を受注する
Webライターは、今日からでもなれる職業です。この記事のステップに沿って、さっそく始めてみましょう。
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